出張版がらくた匣

141文字以上の何か。

おそ松さん第2話の感想。

こんなブログ検索で引っかかることもないと思いますが、念のため。第2期の2話の感想です。
もう2クール目の中盤なのに、いまさら第2話の感想?って感じですが、最近個人的な事情でアニメを追えていなかったので、許してください。

感想の本筋とは関係ないのですが、せっかくの初・松感想記事なので、おそ松さんから離れていた理由を簡潔に語ります。わたくし少し前から就職活動をしておりまして、このままだと最悪の場合今年の4月から無職、という状況だったのです。
ご存知の通りおそ松さんは6人のニートが主人公で、キャラとはいえ成人が「働きたくない!」と叫ぶアニメなので、そういった光景をもし見たらわたしの場合共感性羞恥や流され癖によって日常生活に支障が出そうだと思い、勝手に松アニメの視聴を自粛していました。松はなにも悪くないですね。ただただわたしがめんどくさい性格をしていたのがいけない。
その最悪の状況がこのたび回避できそうだったので、めでたく松視聴を再開しました。やったあ。

再開したのはいいのですが、どこまで観たのかすっかり忘れていたため、とりあえず第2話から視聴しました。さすがに第1話は衝撃的すぎて覚えていたので、次の第2話から。その感想を語ります。ストーリーを解説したりはしませんが、かなりネタバレになりますので、未視聴の方は注意をお願いします。


第2話のタイトルは「祝・就職!!」「超洗剤」でした。たしか1期の第2話も就活のためにハロワに行く話がありましたね。リンク。

就職回の感想は、「母さん最強…!」でした。必殺仕事人のような華麗な手さばきで実の息子たちの乳首を刈り取っていく光景は圧巻でしたね。アニメを観ていない人にとっては何言ってんだこいつって感じだと思うんですが、本当のことなので許してください。
子供が無職だと親としては少なからず焦燥はあると思います(親になったことないからわからないけど)。松造松代夫妻は、ついに堪忍袋の緒が切れた系の対応をしていましたが、定期的にそういう話をしてくるあたりがやっぱり少しリアリティあるなと思いました。リアリティなんて求めちゃダメなんでしょうけど。

六つ子がおでん屋で騒ぐシーンは、もしただの居酒屋だったらよくある酔っぱらいの蛮行dw済むんですが、ちょこちょこカットインで入るチビ太の生気のない表情に全身の精神をえぐり取られました。こういう馬鹿話って、冷静に聞いてる側はこういう顔してるよなあ…っていう顔を見事に体現していて、途中から六つ子よりもチビ太に感情移入してました。
感想書いてて気づいたけど、これ本当にいま観て良かったです。観るタイミングによってはわたし居たたまれなくて発狂していたかもしれない。

超洗剤は途中までドタバタギャグとして観ていました。血管や内臓まで透けてしまう部分も楽しく観ていました。だからこそ、終盤で「おそ松兄さんって…どんな顔だっけ?」にものすごく戦慄してしまいました。
1期から二次創作でさんざん言われてきた、おそ松はプレーン、六つ子の基本色、個性が弱い、みたいな話を公式がしたということもショックでしたが、それにツッコミ的に対応するおそ松兄さんを見ていて、1期で見たおそ松兄さんの自意識(ゴミみたいな梅干しみたいなやつ)をどうしても想像してしまい、なんというか無性に愛しくなりました。なにこの感情。とても養いたい。
最後は六つ子全員「俺たちの個性って…」みたいなオチで終わりますが、わたしはおそ松兄さんの個所が一番強烈に響きました。第2話で一番推せると感じたのはダントツでおそ松兄さんです。


全体的な感想として、やっぱりわたしはおそ松さんアニメが好きです。キャラが全員可愛い。話も不条理だったりたまに突き刺さる内容があるけれど、それも含めて何度も見直したいなと思います。円盤買わねば。
いまdアニメでiPadから視聴しているのですが、とても便利でうれしいです。リアルタイム視聴も、今度タイミングが合えばしたい。

週末にまた余裕があれば、3話以降も観て、簡単に感想を書いていきたいと思います。これ最新に追いつく前に第2期最終話迎えてしまうのでは…とちょっと思いましたが、ペースを上げて頑張ります。
読んでくださってありがとうございました。